入社の決め手は高校卒業後に大工になりたいと思っていたことです。県内就職が希望で、家から通える企業の求人を探して見つけたのが福栄でした。ホームページを見たら上棟部隊があると知って更に興味を持ちました。もう一つの大きな決め手は１個上の部活の先輩が福栄に入社していたことです。たまに先輩が部活に顔を出すと、仕事上のいろいろな経験や業務内容を聞かせてくれて『福栄に入社してみたい』という気持ちが強くなりました。
難しく感じていることの１つ目は、現場によって住宅の仕様や建て方が違うことです。その現場の建て方に合わせなければクレームに繋がるのでたくさんの知識をもって、正しく理解しないと後々大きなミスになります。２つ目はバルコニーや下屋など普段施工し慣れていない箇所の工事です。先輩や本業の大工さんの手本を見て、いざ自分で挑戦するとなかなか思うようにいきません。頭の中で考え、実際にいろいろな施工方法を試してみながら納まるようになりました。これらの問題を乗り越える方法は、理解できないことは素直に先輩や大工さんに聞く事、自分が難しく感じている理由をよく調べる事だと思います。
工事課には仕事熱心な人が多いと思います。仕事中に忙しくて聞けない時には帰り道に疑問を投げかけたり、出張中であれば食事中に納まりの仕上げ方や次の日の作業内容を聞いたりしています。他部署では営業さんに助けられることが多いです。現場で問題が起きたり、作業中の不足材などは早急に対応してもらっています。配達業務の方は材料の置き方から気遣いを感じます。上棟時にはクレーンで吊りやすいように、使用する順番通りに材料を下してくれているのでスムーズに作業ができます。たくさんの人の前工程があって、自分の仕事ができていると感じています。
仕事上で一番大切にしていることは丁寧にきれいに作業する事を意識しています。墨にしっかり合わせた作業を心がけたり、羽柄の施工時には印字を同じ向きに揃えるようにしています。もう一つは作業中は誰にも負けないくらい、人一倍動く事です。釘や杭を打つ時には速く丁寧な作業を、材料を配る際・梁を組む際にも常に動くようにしています。人が嫌がるような作業の際にも自分から進んで取り掛かるように心がけています。いろんなことに挑戦することで、自分でできることが増えていきます。
1つ目の目標はリーダーになる事です。今以上に人工数をかけずに工期内に終わらせて、かつ丁寧に施工できるようになります。今ある仕事を新しく入ってくる後輩たちに指導できるようになりたいです。２つ目はまだまだ経験のない作業があるので、早く覚えて１つでも多くできることを増やしたいです。３つ目は会社内だけでなく、大工さんや工務店様とも信頼を築いていってより多くの仕事をもらえるように日頃から全力で作業に取り組みたいです。自分たち工事課は施工の早さと正確さで、福栄の営業をしている気持ちで頑張ります。
